恩師

私の恩師がこの春退官したそうです。
退官を祝う会に参加しました。
恩師の教え子達、総勢135名。
ほとんどおっさん、おばちゃん・・・になっている
ということは自分もってことかぁ。。。
ホテルの計らいもあり、3時間半の楽しい会でしたが
やはり昔話をしているとすぐに時間は経ってしまうもの。
昔話、今の仕事のことetc
とにかく色んな事を話しました。
後輩もいたのですが弁護士やってたり、
公務員だったり、先生やってたり
え~!?
ってびっくりするような(彼ら彼女らにはそうでもないのでしょうけど)
人生を歩んでいるようでした。
何より嬉しかったのは、
恩師の転任先の部活をたった1年だけお手伝いしていたことがあったのですが、
その時の選手・マネージャが覚えていてくれて
私の名前を呼びながらわざわざ私のテーブルまで
ビール片手に挨拶に来てくれたことでした。
彼らに混ざって練習しながらアドバイスをしていたのですが
私のプレーが衝撃的だったらしく(間違いなく過大評価ですけど)、
それが彼らの伝説になっているということを話してくれました。
恩師が言っていました。
「あいつらってやんちゃなところあるけど、ホントにかわいいんだよな~」と。
普通、20年近く経っていたら、照れくさくてというか
あまりわざわざ挨拶に来てくれないものですが、
来てくれたんですね・・・10人も。
恩師がかわいいという意味が少しだけ理解できた気がしました。
恩師いわく、
中学校が教育の原点だと。
アルコール入りの会話だったので正直話が細切れだったので
いまいち理解不能でしたが、次回お会いしたときに伺おうと思います。
恩師は
「とにかく自分らしく、自分の思うような人生を生きてほしい」
「人生の選択を保障されている世の中だから、
どんどんチャレンジしてほしい。その中から自分が生きるべき道は
見つかるのではないか。逆にその分、自分の行動に責任を持たなければならない」と
話をしてくれました。
およそ学校なるものを卒業してしまうと
先生という存在、何かを教えてくれる存在が急になくなってしまいます。
ある意味、それからが本当の勉強なのかもしれません。
私の場合は社会に出てから数年経ってそのことに気付きました。
正直、遅い。。。
でもまぁ気付いた分だけ少しはマシかな・・・と。
たった5分ほどでしたが、恩師の説教をいただけて本当に幸せでした。
もっとも退官前に2つの高校で校長を勤めあげた方ですから
人前で話をするのはお手のものでしょうけど
教えてくれる人がいるというのは幸せなことだなぁと
改めて実感した夜でした。
先生、長い間お疲れさまでした。
奥様と楽しいセカンドライフをお過ごしください。
御所望された、私達同期と先生との宴、責任をもってセッティングします☆
*写真と本文は関係ありません